B2観光ビザは、以下の目的で米国への渡航を希望する方を対象としています。

  1. 観光
  2. 休暇/ホリデー
  3. 友人や親戚との訪問
  4. 治療
  5. 友愛会、社交団体、または奉仕団体が主催する社交行事への参加
  6. 音楽、スポーツ、または類似のイベントやコンテストへのアマチュアによる参加(参加費を支払われない場合)
  7. 休暇中に料理教室など、学位取得のための単位取得を目的としない短期のレクリエーションコースへの参加

米国大使館職員は、すべてのB2観光ビザ申請者が米国に永住する意思があると自動的にみなします。そのため、申請者は以下の事項を証明する必要があります。

  • 母国との強力なビジネス、社会、または家族とのつながり
  • 正当な渡航目的
  • 渡航費を支払う経済力

一般的に、B2観光ビザ申請者の承認可能性を判断する上で最も重要な要素は次のとおりです。

  • 長期にわたる仕事、または実績のある事業の実績
  • 継続的に高い収入があること

米国大使館職員は、B2観光ビザ申請者一人ひとりの経歴を特に重視し、個別に審査します。申請書への回答、関連書類、面接でのパフォーマンスも、ビザ申請の承認を左右する重要な要素です。

米国大使館職員は、様々な理由により、B2観光ビザ申請者の発給または不承認について非常に広範な裁量権を有しています。一般的に、B2観光ビザは申請期間が短く費用も低いため、承認率は最も低くなります。英語力の高いB2観光ビザ申請者は、米国滞在中に英語を話す必要があるため、通常は承認率が高くなります。特に、学生、妻、夫、婚約者、恋人、ボーイフレンドのためのB2観光ビザは、米国移民法の抜け穴により、米国市民と結婚すれば入国後に米国に永住できる可能性があるため、承認が困難です。

B2観光ビザ申請者は、米国大使館での面接前に、銀行口座への入出金で多額の取引を行わないことを強くお勧めします。米国大使館職員は、B2観光ビザ申請者の銀行口座における長期的かつ一貫した金融取引履歴を重視し、最近の多額の金融取引には重点を置きません。一般的に、B2観光ビザ申請者の銀行口座明細書の残高は、米国滞在期間中の渡航費を賄うのに十分な額である必要があります(ただし、渡航費が米国のスポンサーによって支払われる場合は除きます)。